ギャルが会社立ち上げに関わるブログ

元Webディレクター、役者であり、ラッパーである松島やすこが、「渋都市株式会社」の経営および諸手続きに奔走するブログ

ギャル、融資を取る💖その1 運転資金をGETするにはどうしたらいいの?

ヤッホーー!

Yascoだよ。

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Yascoはこの間まで お芝居に参加していたよ🏃

大学の時のお友達の劇団だったんだけど

スナックのチーママ役をやりました🎤

 

そんなこんなで前回から間が空いちゃったね💦

前回のブログでは、「会社はどうなったら

倒産するの?」ということについて書いたんだけど、

 

yasco1candy.hatenablog.com

 

実は渋家株式会社も、

倒産とは行かないまでも

この数ヶ月、かなりピンチな状況だったんだ😨

 

〜3月〜

👱「大きい案件をゲットしたぞ!」

👪「わーい」

👱「でもこれまで持ってる機材じゃ足りないから、

性能のいいやつを買わないといけない…150万円くらい…

レンタルだと後払いで済むんだけど、同じく150万かかるんだ…」

👪「買うか…

 

〜4月〜

👱「大きい案件をゲットしたぞ!」

👪「わーい」

👱「でも国内でレンタルしてる業者がない機材を

買わないといけない…300万円くらい…」

👪「買うか…

 

とはいえ渋家株式会社も

正味始まってまだ1年ちょっと💦

「買うか…」と言ってもそんなにいっぱい

貯蓄があるわけもなく、

 

👲「俺親からお金借りてくるわ…」

🙍「高めの買い物は立て替えとくね…」

という感じで、

前払いで大きい経費が出るたびに

みんなのお財布も含めた総力戦になってしまっていたの。

 

大きい案件になればなるほど

出て行く経費が多い一方で

お金が入ってくるまでのスパンは長くなってしまうのも

また困りどころ…😱

 

そんなこんなでみんなが頭を抱えていた4月末、

監査役のけいたくんが有力な情報を持ってきたの。

 

👲「区の融資、取ろう!

 

そんなわけで今回からは

融資ってどうやって取るの?っていうテーマで

ブログを書いていくよ✏️

中小企業で頑張っているけど

なかなか資金繰りが大変💦っていうガールたちは

ぜひチェックしてみてね☝️

 

資金の調達方法って?

そもそも、立ち上げたばかりのベンチャー企業

イベント演出をやっている渋家株式会社みたいに、

シーズンに大きく売上が左右される会社は

なかなかお金が安定しないもの💦

 

とはいえ、家賃やお給料(=運転資金)の支払いは

迫ってきてしまう……

そんな時にどうやってお金を調達するかといったら…

投資してもらうか、借りるかの2択だよね😥

 

💫増資

例えば、株主さんに株を買ってもらって

手元資金を増やすことができるよ。

 

もちろん株主さんだってボランティアじゃないから

「お金がないから出資してください!」じゃなくて

ちゃんと今後会社が大きくなって

株の価値や配当を上げていくんだ!ってことを

説明できないと難しいから気をつけて🙅

 

ただ、株っていうのは「会社のオーナー権」だから

パワーバランスが崩れてしまわないよう要注意😨

それもあって、株式の発行をするためには

既存の株主さんの承認ももらわないといけないの。

 

例えば全体で500株しか発行していない会社が

「1000万で1000株買ってください!」といった瞬間に

議決権の3分の2を別の人が持つことになってしまうよね。

そうなると、議決権をたくさん持っている人に

取締役を解任させられちゃう…なんて可能性も😭

 

💫個人借り入れ

家族などからお金を貸してもらったり

自分達でお金を会社の口座に貸し付けたり…💸

 

身近に頼れる人がいるなら

これが一番手っ取り早い…と思うガールも

いるかもしれないけど、

借りたいお金の規模によっては

個人で負担するのが難しいこともあるよね👛

 

それにやっぱり、返せる目処が立っていたとしても

額の大小はともかくとして

親や親しい人に

「お金を貸してください!」って言うことや

自分の貯金を会社の口座に振り込んだりするのって

ストレスになってしまうこともあるから

可能なら避けたほうがいいと思うんだ…😵

 

💫ビジネスローン

それでもやっぱり直近でお金が必要!っていう時に

ビジネスローンを借りる、という手段があるよ。

 

ようは個人がカードローンとかでお金を借りるのと同じ

事業者向けのローンなんだけど

実際にネットで調べたら、こんなページが出てきたよ。

 

ネット申込で今すぐ審査してもらうことができ、来店などの手間がありません。500万円くらいの資金であれば最短1日で調達することができるので、お急ぎの場合は今すぐ以下のリンクをクリックして申し込んでください。申込みは10分で終わるのでカンタンです。

 

おいおい……

本当かよ……

怪しすぎる😱OMG

 

ビジネスローンは

銀行や消費者金融が提供しているもので

一概に怪しいものではないのだけど、

やっぱり簡単審査+無担保って言われたら

そんなにうまい話はないだろ!って

疑ってしまうよね💦

 

そこでさらに調べてみると…

ビジネスローン・事業資金・資金調達・借入のご相談はビジネクストへ

 

年利18%😱😱😱

うまい話はやっぱりなかった😱😱😱

バナ●マンの貼りついた微笑みが怖い😱😱😱

 

銀行のビジネスローンだと

金利ももう少し低めらしいのだけど

ある程度金利を取られてしまうのは

覚悟しないといけないみたい💸

それもあって、長期的に会社のベースを整えるために

借りるお金というよりは

あくまでも急場をしのぐっていう意味合いが強いから

Yascoたちみたいに「運営を安定させるための

運転資金が欲しい!」っていう

ガールたちにはあまり向いていなさそう…

 

💫金融機関からの融資

そこで、銀行にちゃんと事業のことや

今後会社がどのくらいの規模になっていくのかを説明して

合意の上である程度のボリュームのお金を

中長期的に借りる…というのが

金融機関からの融資というわけなの💰

 

でも…半沢直樹のパパが

銀行に「融資してください!」って言って断られて

土下座しまくっていたのを見たガールたちは

「今のご時世、銀行からの融資なんか取れないよ」

って思っているはず💦

でも銀行からのお金の借り方は

ざっくり分けると2通りあるの✌️

 

①プロパー融資

これは銀行と会社が直接やりとりをして

銀行が100%自己責任でお金を貸してくれることをいうよ。

というのも、お金を貸す時には

保証会社が間に入って

万が一会社がお金を返せなくなった時の

保証をしてくれる…というケースが多いんだけど、

銀行が保証会社を挟まずにお金を貸してくれるプロパー融資では

会社が倒産したりしたら、その残りの借金を

全て銀行が負担することになっちゃうってわけ😨

 

もちろん銀行も損したいわけじゃないから、

ちゃんとお金を返してくれる会社なのかを見極めるために

必然的にプロパー融資の審査は厳しくなるよね👊

これが、「なかなか銀行からの融資が取れない」って

言われるイメージを作っているのかも…😓

 

②信用保証付融資

そんなわけで、 中小企業の融資で一般的になっているのが

保証会社が間に入るタイプの信用保証付融資だよ👆

 

この場合は、銀行がお金を貸してくれる時に

会社が信用保証協会に手数料を支払って

もし会社が返済できなくなってしまった場合にも

残りの借金の一部を保証協会が肩代わりしてくれる

システムを保険で入れておく…ってわけ。

 

とはいえ、もしもの時には借金の残りを

保証協会が80%、銀行が20%の割合で

負担する…っていうルールがあるから

やっぱり銀行もノーリスクってわけではないの💦

 

だからちゃんと審査が行われることには変わりはないけど

プロパー融資よりも明らかにお金を借りやすいのは事実💡

しかも金利は数%だから、ビジネスローンよりも

長期的に借り入れして、資金繰りができそうだよね。

 

こうなると、信用保証付融資っていうのを狙うのが

運転資金を長期的に確保したいガール的には

良さそうみたい…💑

 

じゃあ、どうやってお金を借りればいいの?

保証付で銀行からお金を借りる…っていうのが

一番安パイっぽい…っていうのはわかったよね。

 

でもここでも注意が必要😨

銀行も損したくないように

保証会社もみすみすヤバそうな会社に

お金を貸して損とかしたくないよね💦

 

つまり、銀行の審査が通ったとしても

保証会社の審査で落とされることも

結構あるみたいなの…😭

特に実績がまだあまりない中小企業は

審査に通るのも一苦労😥

まあみんな慈善事業でお金貸してるわけじゃないし

当たり前なんだけど✋

 

そこで、実績のないガールたちの会社も

比較的融資を取りやすい!って言われているのが

今回Yascoたちが利用した

自治体の制度融資ってわけ💡

 

融資あっせん制度案内 目黒区

 

この融資あっせん制度

区の職員さんが中小企業の財政状況とかをヒアリングして

金融機関にあっせん書=紹介状を書いてくれる…というものなの🇯🇵

かといって、区の職員さんがガールたちの会社を

問答無用で銀行に激推ししてくれる…っていうわけではないから

銀行や保証会社の審査は普通に必要💦

 

「じゃあなんで融資が通りやすくなるの?」って

思ったガールもいると思うんだけど、

区を通して融資を受ける場合には

もし会社が倒産してお金を返せない

貸し倒れの状態になってしまった時に

保証会社が払うお金の半分〜全額を

自治体が負担してくれる、っていう決まりになってるの✨

 

しかも、実はさっき言っていた

保証会社が負担する80%のお金のうち

80%は日本政策金融公庫っていうところが

負担をしてくれることになってるんだって💴

 

つまり、500万円借りていた会社が倒産しちゃった場合、

それぞれの負担は…

 

  • 銀行:100万円
  • 日本政策金融公庫:320万円
  • 自治体:40万円
  • 保証会社:40万円

 

保証会社のリスクが

めっちゃ減ってるのがわかるよね。

てか日本政策金融公庫やばい👀

 

ちなみに日本政策金融公庫っていうのは

融資のためにある銀行

お金の貸し出しはもちろん

貸し倒れに備えた保険を保証会社に提供して

もしもの時に補填をしてくれたり

するための政府機関なんだって👛

ありがたみやばい…

 

この中小企業を対象にした制度融資には

もう一つメリットがあって

金利の一部を自治体が負担してくれるから

1%前後の金利でお金の借り入れが出来るの❗️

さっきのバナ●マンの金利18%って

なんだったんや…って気持ちになるよね。

 

資金繰りで困っているガールは

まずは自治体の制度融資を調べてみて👓

 

そんなわけで、長くなったけど

読んでくれてありがとう!

次回は、自治体の制度融資を

どうやって利用するのか

具体的なフローについて説明していくよ。

 

それではBYE〜

Yascoでした🙆