ギャルが会社立ち上げに関わるブログ

元Webディレクター、役者であり、ラッパーである松島やすこが、「渋都市株式会社」の経営および諸手続きに奔走するブログ

【設立登記♡】いよいよ定款完成!からの認証ってどうする?

ヤッホーー!

Yascoだよ。
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FIGのトップスめっちゃ可愛くてご機嫌👯👯
 
すっかり暖かくなってきたね☀️
Yascoは最近気温高いなーと思って
寝る前にハーゲンダッツを食べてたら
まじでデブになったから
春だけど断食5秒前だよ😂
 
今日は早速
定款のラスト⭐️5〜6章分と
作った定款を認証してもらう手続きについて
レクチャーしていくよ👯
 
<★今日のブログ★>
・第5章 計算
・第6章 附則
・定款の「認証」をもらうには?
 
「定款の話長ぇよ」と思っていたガールたちも
ようやく定款を完成させられるから
しっかりCheckしてね💖
 

定款の話の続き★

第5章♡ 計算
この章は短いんだけど
大事な事業年度について触れてあるよ📅
早速雛形を見ていこう👍
 
第5章 計算
事業年度)
第21条  当会社の事業年度は,毎年4月1日から翌年3月末日までの年1期とする。
(剰余金の配当)
第22条  剰余金の配当は,毎事業年度末日現在の最終の株主名簿に記載又は記録された株主又は登録株式質権者に対して行う。
(配当の除斥期間
第23条  剰余金の配当が,その支払の提供の日から3年を経過しても受領されないときは,当会社は,その支払義務を免れるものとする。
 
会社でお仕事をしたことがあるガールたちは
年度末」とか「決算」とかって言葉を
聞いたことがあるよね✏️
会社は株主さんから任せてもらった経営の中で
利益を出さないといけない!とはいうけど、
月によって赤字になったり黒字になったりするから
どの時点をもって「黒字でした!」とかって
言えばいいか決めておく必要があるの💰
そのために事業年度というのを定めるよ。
 
4月始まり→3月終わりの会社が多いけど
実はこれは自由に決められるよ✨
 
というのも会社は事業年度が終わると
決算日から2ヶ月以内
法人税、住民税、消費税etc…を
納めないといけないの💸
 
そのためにいろんな書類を
まとめる必要があるんだけど
小さい会社だと特に
現場で働く人と経理を頑張る人が
かぶっていたりするケースもあるから
すごい忙しい時期と決算のタイミングが
かぶるとマジでヤバイのは
想像できるよね💔
 
それに法人税って
出た利益に対してかかってくるんだけど、
仕事がいっぱいくる繁忙期を決算月にすると
いくら利益になるのか=税金がかかるのか
予測が立てにくくもなっちゃうよね💸💸💸
 
だから繁忙期を外して事業年度を決めるのが
賢いやり方だったりもするよ☝️
 
そのあとの22〜23条
株主さんへの配当金の話📃
会社が黒字になった時には、その数字をもとに
会社へ出資をしてくれた株主さんに対して
配当金を支払うっていう仕組みがあるよ☺️
 
でも配当金欲しさに
ギリギリ3/31に株買いました!とかってなると
配当金を誰に渡せばいいか混乱しちゃうし
ガールたち的にもモヤっとするよね😟
それを防ぐために、
いつまでに株主になった人に
お金をお支払いするのかを定めてあるよ。
 
あと、株主さんが増えてくると
連絡が取れなかったり
振込みができなかったりする人も出てくるもの⚡️
そのお金をいつまでも取っておいてあげるのは
現実的じゃないから、
3年振込みが受領されなかったらなかったことにしちゃうよ!
っていうのが第23条に書いてあることだね😳
 
第6章♡ 附則
この章で定款はおしまい💃✨
 
     第6章 附則
(設立に際して出資される財産の価額及び成立後の資本金の額)
第24条  当会社の設立に際して出資される財産の価額は,金100万円とする。
  2  当会社の成立後の資本金の額は,金100万円とする。
(最初の事業年度)
第25条  当会社の最初の事業年度は,当会社成立の日から平成○○年3月末日までとする。
(設立時取締役等)
第26条  当会社の設立時取締役は,次のとおりである。
   設立時取締役  ○○○○
   住所 東京都○○区○町○丁目○番○号
(発起人の氏名ほか)
第27条  発起人の氏名,住所及び設立に際して割当てを受ける株式数並びに株式と引換えに払い込む金銭の額は,次のとおりである。
 住所 東京都○○区○町○丁目○番○号
    発起人  ○○○○   10株  金100万円
(法令の準拠)
第28条  この定款に規定のない事項は,すべて会社法その他の法令に従う。

 以上,○○株式会社設立のためこの定款を作成し,発起人が次に記名押印する。
     平成○○年○○月○○日
         発起人   ○○○○   (印)
この章では会社を作るときの資本金
誰がこの会社に関わるのか?っていうのを
書いておくよ👪
 
第24条 資本金について
ここはぶっちゃけいくらでも登記はできて
1円とかでも OKなんだけど、
会社を作ろう!って思ってるガールたちは
PCや機材etc…
いろんなものを準備してるはず😕
だからお金がないよ〜ってガールでも
価値のあるものを何も持ってないなんてことは
ないはずだよね🌟
その場合は現物出資っていって、
機材をお金に換算した場合これくらいの価値がある!
っていうのを元手に会社を作ることもできるよ。
 
現物出資の対象になるのは
「譲渡することができ、貸借対照表に資産計上が可能なもの」。
つまり、ちゃんとその価値が証明できて、
会社の財産として認められるもの🎥
機材とか、PCとか、不動産、自動車とかが
一般的みたい🚗
 
結構認められる範囲は広そうだけど、
いくらガールたちがオシャレだからって
例えば飲食系の事業をやるのに
シャネルのクラッチを現物出資するのは
ちょっと謎でしょ?👝
その場合はちゃんと質に入れて
現金化してから資本金にしましょ💸
 
あと、もしかしたら
「今はお金ないけど事業をやりたいから
とりま1円で会社作って
創業融資を借りればよくね?」
って思ってるガールもいるかもしれないけど、
融資っていうのは返せることを前提にしたお金だから
借りられる額に限度があるの。
その上限が資本金の2倍の額まで💥
だから1円で起業した場合は
2円しか借りられないよ😂😂😂
 
第26〜27条 取締役と発起人
ここで出てくるのが
取締役発起人っていう言葉✏️
 
まず、今回会社を作るにあたって
実際経営に携わる取締役を決めておく
必要があるよね(第26条)👫
 
じゃあ発起人って何?ってことなんだけど…
調べてみると、
株式会社を設立する上でどのような会社を設立するのかを企画・決定し会社設立の手続きを行い、設立する会社の定款に署名または記名押印した人のこと
取締役と何が違うんじゃい😡って
思ったガールもいるかも💦
でも取締役は
設立した会社の今後の経営を
任される立場なのに対して、
発起人はあくまでも会社を起こす時
いろんな意見を言ったり
責任を持ったりする人であって
必ずしも取締役になる必要はないの💡
 
あと、さっき資本金の話をしたんだけど、
発起人は取締役にならなくてもいい代わりに
必ずいくらか出資をしなきゃいけない
今後株主として経営に関わることになるよ👦
つまり簡単に言うと
発起人≒初の株主ってこと📄
 
だからもしガールたちが
会社を立ち上げるにあたって
今後の経営陣にはならないけど
一緒に立ち上げをして出資もしてくれたメンバーがいたら
ここに記名をしておく必要があるよ👍
もちろん、小さい会社だと
立ち上げをしたメンバーが
全員取締役になるケースもたくさんあるから
発起人=取締役ってなることも多いけどね😅
 
さてさて、ここまで確認ができたら
発起人全員が定款の最後に
記名押印するよ💮
ここで記名するのが取締役じゃなくて
発起人であることに注意💣
今回は「会社の設立のことに責任を持つ
私たちがサインします!」っていうことだから、
発起人として記名しないといけないんだね✌️
 
定款を作ったら署名の後の余白に
発起人の印鑑を押す=捨印をしておくのもポイント✨
 
書類とかを作った時に訂正が入った場合、
ちょっとの書き間違いなのに
「直してもいいですか?」って
いちいち聞かれたら
短気なガールは普通にイラっとするよね👊
定款はガールたちと一緒に見てきたように
クソ長い書類だから
訂正が入っちゃうこともしばしば💦
そういった書類の訂正をスムーズにするために
訂正印の代わりとして使えるように
捨印っていうのを押しておくよ。
 
これでやっと定款が
できたーーーーーーー!!!!!!!!
お疲れーーーーーーーー!!!!!!!!!
とりあえず喫煙者のガールは
タバキュー行ってきていいよ🚬
 

定款の認証を受ける

ようやくできた定款だけど、
作っただけじゃただの自己満💦
この定款が公的にちゃんとした書類です!って
認めてもらうためには
公証役場ってところに行って
公証人のチェックを受けないといけないの😰
 
「公証人って誰?」ってガールのために
東京公証人協会のwebから引用すると…
 
公証人は、裁判官、検察官、弁護士あるいは法務局長や司法書士など長年法律関係の仕事をしていた人の中から法務大臣が任命します。公証人が執務する場所を「公証役場」と呼んでいます。
 
…やば。。
…めっちゃ強そう。。
 
要は法律のスーパープロが集まってるところに
書類持って行ってね!てこと🏃🏃🏃
ちゃんと手続きをするためには
手順や準備することがあるから
しっかりメモしておいて😤
 
その1☆公証役場がどこにあるかcheck!
Yascoがこれまで登記変更に行っていた
法務局とはまた別のところにあるの💦
だから改めて公証役場
どこにあるかcheckしておきましょ👓
もちろんどこの公証役場でもいいわけじゃなくて
ガールたちの会社の本店所在地を
管轄している役場に行ってね🏃
 
その2☆公証役場に予約を入れる!
ここでまさかの
予約という概念が発生💥
 
Yascoがこれまで解説していた法務局は
基本書類を持っていけば
予約とかなしで受理してもらえたけど
公証役場定款をしっかりチェックして
その場で修正とかもしてくれるの👉
そのために公証人さんのスケジュールを
おさえないといけないんだね📓
 
しかも公証役場によっては
事前にファックスとかメールとかで
定款の内容を確認してくれるところもあるらしい‼️
優しすぎる〜😭
 
手続きにかかる時間は大体20分くらい。
その時に持って行く書類を準備しよう📖
 
その3☆書類を準備する
①定款3通
→これは法務局に提出する用
 役場で保管する謄本
 ガールたちが保管する控えの全3部😀
 全部に発起人の署名押印
 捨印&割印をしてね!
 
 あ、さっき割印について説明してなかったけど
 「この書類1冊まるまる、うちらが確認したよ!」
 ってことを証明するために、ページとページの間に
 印鑑を押すよ💮
 そうすれば悪い人に1ページ差し替えられちゃった…
 なんてことがあっても
 「は?こっち印鑑ありませんー」って
 付き返せるもんね👎

②発起人全員の印鑑証明書1通ずつ
→これは発起人のみんなが定款に押した印鑑が
 正しいってことを証明するために持っていきましょ📃

収入印紙:4万円
④公証人へ払う手数料:5万円(現金)
⑤定款の謄本(写し)交付手数料:約2000円(250円×ページ数)
→…すなわち…
 定款を認証してもらうには10万円弱かかるってことだね😭
 これまで出てきたどの手数料よりも高い…
 10万でアンリアレイジのLIGHTのシャツを買うか
 会社を起こすかはガールたちに任せるね…
さらばアンリアレイジ…💸

⑥委任状(代理人が定款認証を行う場合)
→これが意外と重要❗️
 公証人役場には、発起人全員が
 一緒に行く必要があるの👀
 でも、発起人がたくさんいる場合
 みんなで一緒に行くのが難しいこともあるよね💦
 その時は一緒に行けない発起人の分の
 委任状を持っていく必要があるよ📜
 
ちなみに雛形は
こんな感じで、各公証役場のWebに載っているから
電話で予約するときに、どの委任状を持っていけばいいか
確認しておくと安心✨
 
あとは予約した日に役場に行って
定款を認証してもらうだけ!
これでようやく定款が完成〜👼
 
こんな感じで今日はここまで!
次はいよいよ法務局に
設立登記をしなきゃね🚶
 
長くなったけど読んでくれてありがとう!
なかなか手続きが多くて大変だけど
ガールたちの夢のために頑張りましょ💘
 
それではBYE〜
Yascoでした🙆